デュソートレーニング
今週は10日と本日の2回、デュソー氏によるトレーニングが行なわれた。
選手たちは授業を終えグラウンドに入ってくると、ピッチ上にはトレーニングの準備をしているデュソー氏が目に入り、本日がデュソー氏によるトレーニングだということに気付く。2回目ということもあり、選手たちに驚いた様子もなく普段と同様にトレーニングの準備を進めていた。
さて、トレーニングが始まるとこの年代で身につけておかなければならない要素の習得に重点をおいたメニューが行われた。観ること、動きながらボールを受けること、動きながらボールをコントロールするテクニック、ボールを失わないために前に急ぎすぎないこと。さらに細かく言えば、コントロールする前に周りを観る(広がりをつくるためにはどこにスペースがあるのか、どこで数的優位がつくれるのか)、ボールに寄ること(相手から1mでも離れてボールを受けることでフリーな状態を自らつくる)、これらを実践しながらボールを正確にコントロールするテクニックを身につける。
そして、前に急ぎすぎないこと。パスを受ける際に、何も判断しないままにまず個でボールを保持したままスピードアップしてしまう(ドリブルしてしまう)ことを選択するプレーが多いことが指摘された。人はスピードが上がった状態とゆっくりの状態では後者の方がより正確な判断ができる。スピードを上げず、まずは周り(相手の状況、人数、味方の位置)をよく観て、ゴールに向かって突破できるのか、ボールを動かした方がよいのかを判断する。そして今の時期に上記したテクニック・習慣をまず身につける。スピードをあげるのはその次の段階で身につければよいということが伝えられた。
これらの点について、10日のトレーニングに比べ、本日のトレーニングでは選手たちは変化を見せてくれた。トレーニングに対して吸収するスピードは大人より若い年代のほうが速い。やはり、今の時期に大切な習慣やテクニックを身につけておくことは選手たちにとってとても重要なことである。




