第57回 社会を明るくする運動
この「社会を明るくする運動」というのは法務省の活動のひとつで、社会をより多くの人々にとって住みやすいものにすることが目的。その手段の一つに、家族や地域の絆を強くすることがある。サッカーというスポーツがこの運動に貢献する役割は非常に大きい。なぜなら、世界で最も競技人口が多く、最も愛されているスポーツで、ボール(またはそれに変わりうる足で蹴れる何か)がひとつありさえすれば、言葉はほとんど必要ない。
この行事にJFAアカデミー福島は喜んで参加させていただいた。我々のミッションは「日本サッカーがサッカー強豪国の仲間入りを果たし、かつサッカー強豪国になり続ける」ことにあるが、その前に、サッカーというスポーツを愛する人間の集りであり、子ども達に喜びを与えるためには、どんなことがあっても参加する。そして、我々を大きな力で支えていただいている福島県に感謝の気持ちを込めて貢献する。
参加した子ども達は、大熊、浪江、富岡、楢葉、広野のスポーツ少年団の3,4年生、約60人。
今日はトレーニングではないので、とにかく子ども達がたくさんボールに触りながら、サッカー仲間を増やすことを心がけた。ボールを1人1個与えてもくもくとドリブルよりは、今日だけの集まりなので、ボールを通してコミュニケーションできるようあれこれ試行錯誤したが、ミニゲーム形式で子ども達をある程度自由にさせることが一番よかった。大人の介入はほとんど必要ない。子ども達の表情や行動を静かに見守りながら、自然な真剣さと笑顔に改めて、純粋なサッカーの楽しさを教えられた。
「コーチ、コーナー?」
「自分達で決めていいよ、ありでもなしでも」
「コーチ、スローイン?」
「そのまま足でやったほうが早いかも」
「コーチ、疲れた~」
「じゃあ、やめよっか」
「やっぱり疲れてない!」
文:樋渡 群
水分補給
行け!
ゲーム終了後、勝ちチームも負けチームも大喜び
運動を支える保護司(民間ボランティア)のみなさんから子ども達へ手作りのプレゼント














1ヶ月前に製作した陶芸作品がアカデミー寮に届けられた。








