JFAアカデミー福島

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2007年02月21日

3学期末試験

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 今週1週間はトレーニングがない。普段過密すぎるスケジュールのため、選手はフレッシュな状態では勉強ができない。トレーニング後は疲労もたまり、勉強にしっかり集中するというのはなかなか難しい。特に小学校から習慣づけていなかった者はなおさらである。ただし、2006年の4月から考えると大きな進歩が見える。これは集団生活の影響であろう。一人一人の勉強の方法はまだまだ改善の余地があるが、スタッフが言わなくても机に向かって真剣に取り組むようになった。まずは自分で取り組んだ上で、質問をするようになったし、「わからないことをわかろうとする」姿勢が顕著になった。全員がミーティングルームに集って勉強をするのではなく、それぞれが自分で考えて勉強場所を選ぶようにもなってきた。集団で行動するべき時間と個人で取り組むべき時間の区別が自然にできることが理想である。
文:樋渡 群

2007年02月11日

JFAプレミアカップ 福島県大会 2日目

VS アストロンジュニアユース
2-0 勝ち

 結果は、決勝戦に2-0と勝利し、4月7,8日に行われる東北大会に福島県代表として出場することが決まった。しかしながら、内容は素直に喜べないものがあった。「育成は山あり谷ありで忍耐が必要だ」とはデュソー氏の言葉であるが、昨日は良い出来で、今日は満足のいくプレーが表現できていない。具体的には、インテリジェンスの部分で、以下のような思考回路が欠けていた。
 
‐「自分が数的不利に立たされている」=「他の部分で数的優位が展開できる」
‐「相手が陣地深く守っている」=「組織でボールを失わない時間をより多く持てる」
 
 敢えて個人でボールキープをする時間を長くして、ボールを奪いに来るディフェンス人数を多くしているのではなく、ただ単純にプレッシャーに来ないのでボールをキープしている。気づいた時には、パスコースがなくなり、相手にボールを奪われる。相手は深く引いているので簡単にペナルティ付近まで到達できる。少々遠くても、トレーニングで確実性を高めていなくても入りそうな気がしてミドルシュートを打ちまくる。その選択も確かに、相手を引き出すきっかけになるが、シュートの精度が悪ければ、相手も厳しくプレッシャーをかけてこない。スペースもうまれない。もう1つ、ここで考えるべきは、相手がゴール前で守備人数を割いているということは、それだけギャップが数多く創り出されているということである。つまり、攻撃人数に対してマンツーマンディフェンスに移行できない瞬間が頻繁に起きるということ。中盤でフリーになる人数と時間が多いのであるから、特にフォワードの動きの量を増やしつつ、全体でボールを動かすスピードを上げ、幅も広げる。そうすることで決定的瞬間をより多く創り出すことができる。
文:樋渡 群

2007年02月10日

JFAプレミアカップ 福島県大会1日

1試合目
VS 郡山六中
5-0
勝ち

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2試合目
VS 白河FC
7-0 勝ち

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 子ども達が非常に伸び伸びとサッカーをしている。小気味良いパスワークとフリーになるためのランニング、ポジション取りが素早く広く展開できるようになってきた。確実にフリーでシュートまで行くイメージを全員が共有し始めた証拠である。ボールを失った時には、一番近い者から強く厳しくプレッシャーをかけ奪いに行くことで、他のディフェンダーもパスコースを消す動きができてきて、ボールをチームで持つ時間が大幅に長くなった。細かいことであるが、ショートコーナーでも確実に数的有利を創ってから、フリーシューターを創り出している。よくありがちな、せっかくコーナー付近で2対1を創っているのにもかかわらず、すぐに放り込んで50-50のヘディング合戦に持ち込んでしまう癖は減ってきた。ショートコーナーの味噌は2対1から(もちろん、この時点でフリーな状態を創りだしシュートまで行ければ問題はない)、フリーでシュートを打てる3人目、4人目を創りだす事である。サイドの突破も然り。よく「サイドで2対1を創れ!」というコーチングを耳にするが、問題はその後。フリーでシュートをうてるような状況をゴール前のプレーヤーが創り出そうとしているかどうかである。サイドで数的優位を創り突破してもただ無闇にセンタリングを上げるのではまったく意味がない。サイドでの数的優位は上述した準備状態をゴール前で創り出す前提に過ぎないことは肝に銘じておかなければならない。
文:樋渡 群

2007年02月08日

お国自慢大会最終章

 2006年5月から始まった大会も、フィナーレを迎えつつある。題して「お国自慢大会」。選手が一人一人自分の故郷について自慢話を披露する、というもの。最初は日本サッカー協会指導者講習会の評価表に従って、プレゼンテーションの技術を上げようと試みたが、子ども達の発表を聞いているうちに、規定の評価に従うことなく、自然体で自由に発表させたほうが、彼らの本当に伝えたいことが見えてくることがわかり、すぐに止めた。逆に聞く側に、メモを取らせながら理解させ、質問させることで点数を競うことにした。つまり、発表している側は点数を気にすることなく「自慢」に集中できるわけだ。ただし、発表者が質問に的確に答えられない場合は準備不足として、日を改めて質問に答える場が用意される。
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 大人顔負けのプレゼンが目白押しで、農家に突撃インタビューしてきた者、現地直送の食料を持ち込み味見させる者、詳細な地図を模造紙一杯に作成し発表する者と見せ方はさまざまであった。この大会の真の目的は、故郷を調べるに当たって、「歴史」を感じてもらうことにある。自分が生まれ、育った場所。そこには、自分を生み、育ててくれた何かがあるから、今、存在できていること、その何かは連綿と受け継がれてきたものであること、その何かを現在の自分と切り離してしまった瞬間、人間は風船のように浮遊して精神的安定を得られないこと、を漠然とでも感じることができれば、この大会は成功である。
文:樋渡 群

2007年02月03日

節分

JFAアカデミー男子寮には季節毎に様々な行事を行う。2月3日は「節分」
まずは「節分」の由来から。本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していた。特に立春が1年の初めと考えられることから次第に、「節分」といえば春の節分を指すものとなる。立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺(ついな)の行事が行われた。
 追儺とは悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う行事のことで、平安時代、陰陽師たちにより宮中において大晦日盛大に行われ、その後諸国の社寺でも行われるようになった。古くは中国に始まり日本へは文武天皇の頃に伝わったと言われている。(インターネットより)
アカデミー寮では夕食時から節分モードとなった。メニューには「恵方巻き」が並んだ。「恵方」とは、その年の神様「歳徳神(としとくじん)」の位置する方角のこと。節分の日に「恵方」に向かって太巻きを黙ったまま丸ごと頬張ると福が来るのだという。管理栄養士 山下さんからのレクチャーを受け、選手達は今年の方角である北北西を一斉に向き太巻きを頬張り始めた。この時ばかりはいつも騒がしい食堂を束の間の静寂が支配した。
 食後、節分の本番である豆まきを食堂で行った。鬼役に名乗りを挙げたのは選手3名とスタッフ1名。
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写真1:今年の鬼役
 
 選手には豆まきの代わりに殻つきの落花生が渡された。食堂内に散らばる4人の鬼たち。口火を切ったのは鬼役であるスタッフであった。新聞紙を丸めて作ったこん棒(?)を振りかざし選手に襲い掛かる。食堂を逃げまどう者や、落花生を投げつけ必死に応戦するもアカデミー寮に住みついた鬼は手強かった。最後には選手が一斉に「鬼は外、福は内!」と豆を投げ無事に鬼は退治された。
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写真2:「鬼は外、福は内」
 
 豆まき後の食堂には、無数の落花生が散らばっていたが選手たちはあっという間に拾い集めた。歳の数だけの豆を食せば無病で今年1年を過ごせると言われているが、そのような言い伝えは選手には無用であった。中には豆を食べ過ぎ鼻血を出す者もいたようである。
アカデミー寮には常に選手、スタッフの笑顔が溢れている。我々の寮にはいつも福が一杯である。そう、「笑う門には福来る!!」
文:選手管理 林 晋太郎
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写真3:最後には豆を食して今年1年の健康祈願

2007年02月01日

スクールマスターレクチャー&新スタッフ歓迎会

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「みんな、今、アカデミーのフィロソフィーが言えるか?」田嶋スクールマスターが選手一人一人に問いかける。誰一人答えられない。しかし、それは予想済み。もう一度スタッフも含めて全員でフィロソフィーを確認するためにスクールマスターの言葉に真剣に耳を傾ける。「社会をリードしていける真のエリートとして、常に(どんなときでも、日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち振る舞いのできる人間を目指す」そして、校訓。「自由、創造、責任、誇り、夢」これらが苦境に立たされたとき、難しい選択を迫られた時の指標になる。
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 トレーニング後に新しく入ったメンバーの歓迎会が行われた。来年度4月から14歳チームを担当することになる須藤茂光(13歳チームは島田信幸が担当)。女子ゴールキーパーコーチ、小林忍。21世紀のサムライを目指す子ども達にまた強力なサポートが加わった。
 
文:樋渡 群

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