JFAアカデミー福島

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2006年12月24日

決勝 VS FC山形

0−1 負け
 
 開始から決勝にふさわしい攻防が続く。どちらも細かく丁寧にパスをつなぎながら攻撃のチャンスをうかがうスタイル。チーム戦術とパワーで言えば、FC山形が一枚上手。誰がどのタイミングでどこに動くかが明確である。これはポジションを決めてトレーニングしているかいないかの差である。アカデミーとしてはまだチーム戦術の段階ではないので仕方がない。残り10分でディフェンスの裏をつかれ、先制を許す。相手の方がチームオーガナイズという点では一枚上手。アカデミーに攻め込まれた状態でも、常に攻撃に変わったときのことを考えている。高い守備ラインの裏をつく、低く抑えられた早めのクロスボール。ディフェンスの対応が間に合わなかった。しかし、それ以降もよく相手の攻撃を抑えたし、個人に頼りがちだったが果敢によく攻めた。負けはしたが、アカデミーの選手全員がよく走って、短いパスを中心に素早く広く攻めることに徹してくれたことに対して、我々スタッフは誇りに思う。

 本日から1月8日までは冬休みに入る。シーズンは3月末まで続くが、その前にゆっくり休んでリフレッシュしてきてもらいたい。本当におつかれさま。
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準決勝 VS モンテディオ山形

3−1 勝ち
 
 先制された。勝負を意識するあまり、リスクを負わないサッカーを展開するアカデミー。ポジションに縛られるため、自然と足が止まり、足元にボールを要求する回数が増える。相手は簡単にプレッシャーをかけてボールをかっさらう。昨日の展開に非常に良く似ている。
 
 しかし同点弾。先制されてから吹っ切れた展開をしかける。サイドバックの飛び出しあり、ディフェンスの攻撃参加あり。アカデミーのボール支配とチャンスメイクの数が格段にアップする。この同点弾は今まで一度も飛び出したことがない中盤選手が生み出した。ポジションに関係なく、チャンスと思った者がフリーランニングを開始する。危ないと思ったものがそのカバーリングをする。絶妙なバランスがうまれつつある。アカデミーの流れは止まらず、2点目はPK。3点目はGKをもかわす冷静さでゴールに流し込んだ。
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2006年12月23日

準々決勝 VS アストロン

2−1 勝ち
 
 ゲームとなると選手の足が止まってしまう。勝負にこだわるあまり、点を取られたくないという安全志向があるのかもしれない。相手が球を回すのではなくてロングキック主体で攻めて来るので非常に守りやすい。しかし、アカデミーも簡単なコントロール、パスミスが相次ぐ。多くの原因は無駄にダイレクトパスをして攻め急ごうとする点。選手の頭の中には妙な刷り込みがあり、ワンタッチでパスをすることがボールをつなぐために必要不可欠であると思い込んでいるようだ。まずは組織でボールを保持することを考えなくてはならず、そのために一番確実な方法はパス回し。パスを回すためには確実にボールを味方につなぐ。その準備としてコントロールがあるのだ。ただし、相手に的を絞らせないためには緩急が必要で、その時にはコントロール数を少なくすることも一つの方法になってくる。
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 試合後、アカデミークリスマスパーティーを開催した。保護者、サポートファミリーの方々を選手、スタッフが招いた。日頃の子どもの様子をサポートファミリーに尋ねて回る保護者の姿。子どもの意外な一面を知り、驚いたり喜んだり。あるサポートファミリーは、「改めて親代わりの大切さを深く胸に刻みました」と身を引き締める。子ども達は、得意のヨサコイ踊りを披露。今回のお立ち台は上野雄斗。切れのある踊りで会場を笑いの渦に巻き込む。最後は参加者も混ざってやんややんやの大騒ぎ。明日の試合、大丈夫かな〜?

2006年12月22日

冬至

朝、子どもたちはカボチャを食べ、トレーニングから帰って、柚子風呂に浸かった。家族から離れて生活すると、最も深く関ってきた習慣とも疎遠になってしまう。人間が育つときに大きな影響を与えるのが習慣や伝統。日本の場合は特に「目に見えないもの」を大切にし、敬う行事が無数に存在する。畏怖する存在を知ることにより人間は理性を保つ。子どもたちはカボチャを食べ、柚子風呂に入ったことだけが記憶に残り、起源や理由は興味がないだろう。しかし、今のところはそれでいいのである。「何か普段とは違う」「柚子の香りがする」「群さんに柚子で体をこすられた」などを感じてもらえれば。大きくなったときに理由がわかり、子どもに同じように振舞う。もしそれが良い習慣ならば、伝統として残っていくだろう。

2006年12月17日

みかん狩り

 アカデミーのホームタウンである広野町は、“東北に春を告げる町”である。寒さの厳しい東北地方の中では温暖な気候で、温州みかんの花が咲き実る北限の地である。昭和60年にみかんの苗木を全戸に配布したこともあり、たわわに実ったみかんが町内のいたるところで見かけられる。
 今日は、男子寮のある二つ沼公園内でみかん狩りを行った。公園管理者の坂本さんをはじめとするスタッフの方々には、みかんの取り方はねじりながら引くことや、甘いみかんの見分け方はヘタと反対側がデベソのように出っ張っているかどうかなどを親切に教えていただいた。子ども達にとっては、“コタツの上にあるもの”が木にしっかり実っていることが新鮮であった。自分達でとったもぎたてみかんの味は格別だったに違いない。
アカデミーのためにみかん狩りを企画・実行していただいた公園管理者の皆様、ご指導ご協力ありがとうございました。
GKコーチ 須永 純
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2006年12月07日

VS マリーゼ

30分×2

1本目 0-0 引き分け
2本目 1-0 勝ち

 夏にマリーゼと対戦した時は、パススピードや個々の体格差で押し込まれる場面が多かったが、4ヶ月経ってみると、逆にアカデミーが押し込む場面が増えた。走る量もさることながら、テクニックに磨きがかかり、素早く広くボールを動かせるようになったためである。しかしながら、ポジションを固定してチーム全体としてのトレーニングを行っていないため、(FW、MF,DF)ライン間の連携がスムーズにいかない。DFがボールを回している時に、MFが組み立ての中心になれず、FWが下がってボールを受けに来ることが多いため、攻撃が前に進まないなど、である。それゆえ、フィニッシュに到達しない。唯一の得点もアカデミーが攻撃を組み立てたわけではなくて、1人のフォワードが個でボールを奪いに行き、個の突破で得たものである。まずは、DFからMFへボールを預けるためのコンビネーションも獲得しなければならないが、同時にMF(またはDF)からFWへの楔が入った時に攻撃のスピード変化を創りだすことも必要になってくる。ゲームをどのように展開していくのかというイメージ創りが不可欠である。

2006年12月02日

VS エリート

35分 1本
0-5 負け
 
アカデミーのサッカーをまったくさせてもらえなかった。というよりも、アカデミーのやりたいサッカーをエリートが高いレベルで披露してくれたというほうが正確である。中盤から早いプレッシャーが来て、奪ってから素早く広く攻めてくる。アカデミーはボールを奪いに行こうとするが、早い球回しに翻弄される。なんとか奪ったとしても、中盤とサイドハーフが一直線に並ぶ場合が多く、パスコースが激減。フォワードがディフェンスラインの裏のスペースへ飛び出そうとするが、中盤から組み立てなしのパスにより、簡単に相手に読まれてしまう。中盤でボールを簡単に支配されてしまい、どんどん危険な縦パスが飛び出してくる。なおかつ、東京ヴェルディ出身のスーパースターがアカデミーのディフェンダーを赤子の手をひねるように突破して1人で5得点も叩き上げた。

VS 韓国

 韓国が足元プレーかまたはロングキックでフォワードへの放り込みの2パターンのみで攻めてくるので、アカデミーの守備が的を絞り易く、中盤で何度もボールを奪う。さらに、エリート戦の反省を選手間で話し合って修正したことにより、チームに連動性がうまれてきた。サイドハーフがカヴァーリングにまわり、攻守が切り替わればパスコースを創るために走る。中盤はボールを奪う回数が増えたため、前線へタイミングよくパスを出すことができるようになってきた。圧巻は、勝ち越しゴール。最終ラインのプレーヤーが前線へ攻撃参加して、停滞していた中盤がサイドへ動き出しセンタリングを上げる。ディフェンダーがそれに頭で合わせ、韓国代表はグラウンドに崩れ落ちた。
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