25分×3
1本目 4-0 勝ち
2本目 3-0 勝ち
3本目 1-0 勝ち
マリーゼ戦でチーム全体に何かがふっきれた雰囲気が出ている。この何かは言葉にはし難いが、おそらく「身長とパワーで勝る相手への恐怖」を払拭したという表現になるのだろうか。今日は特に選手には指示を出さず、ウォーミングアップから選手自身にやらせてみた。マリーゼ戦でやったウォーミングアップを忠実に再現していた。20m×20mの正方形に4人入り、ボール一つでパス、コントロール、ランニングを同時に行う。目的は3つある。
1.ファーストタッチの方向
2.強い正確なパス
3.パスを出した後の広いスペースへのランニング
次に、正方形を2つくっつけて40m×20mに8人入る。ビブスは2色。これもパス&ランニングのトレーニング。同色同士ではパス交換できない。上記の3つの目的に以下が付け加えられる。
4.しっかり味方の位置を把握する
5.長い距離のパス&ランニング
さらに、同じ長方形のグリッドを縦長に使い、ラインゴール。目的は以下。
6.ボールを奪いに行く
7.ボールを奪った後広いスペースを使って攻める
炎天下なのでトータルで15分程度のアップだが、徐々に試合のシチュエーションに近づけ、アカデミーが追求するテクニックも磨いてもらう。これを今日は子ども達が自分たちで意識を高く保ち行ったことには驚いた。たいしたものだ。
試合やウォーミングアップを見ていて、モンテディオ山形の育成方針はアカデミーに近いことを確信した。しっかりとテクニックにフォーカスされていて、試合中も無理なロングキックをせずにきちんとパスをつないで組み立てる。アカデミーのプレッシャーがきつかったためにボールを何度も失ってしまっていたが、方向性はかなり共感できる。アカデミー側は冒頭にも書いたようにチームにある程度の自信がみなぎっていて、ボールが素早くサイドまで展開され何度も決定機を創り得点を重ねる。ただし、終盤になってくるとこれまでのサッカーを忘れ中央突破を何度も試みてボールを失う場面が見られた。最後まで集中してシンプルに広く攻めることを続けていくことが必要である。